太平洋戦争の終戦から78年となる夏を迎えました。7日に続き、「戦争と平和を考える8月」をテーマにお届けします。
1945年4月1日、沖縄に米軍が上陸しました。太平洋戦争中、日本で住民を巻き込んだ唯一の地上戦となった沖縄戦の始まりです。戦況の悪化に伴い、日本軍は住民に避難命令を出しました。沖縄県宜野湾市の男性(89)は当時、11歳の少年。両親ら家族は少しでも安全な場所を探し求めて南へ、南へと避難しました。しかし、行く先々で待っていたのは米軍の激しい攻撃と、住民や兵隊の多くの遺体。さらに、味方だと思っていた日本兵の「本当」の姿でした。逃げる途中では姉も亡くなりました。男性は当時を振り返って「地獄巡りだった」と語っています。那覇支局の記者に、男性への取材について話を聞きました。
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「軍隊は市民を守ってくれない」
11歳の少年が味わった〝地獄巡り〟
70年以上語らなかった沖縄戦、地上戦闘の凄惨
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#35【きくリポ】戦争と平和を考える8月①終戦から78年、戦争を知る人たちの体験と記憶を後世に語り継ぐ。核廃絶に向けて奔走する若者を取材した。
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