男性の育休取得率は、2023年春に大企業で開示が義務化されました。その結果を見ると、80%や100%といった高水準の数字が並んでいます。「仕事と育児の両立がしやすい職場環境」というアピールのように思えますが、実態はどうなのでしょうか。
そこで日本の主要113社にアンケートを実施しました。見えてきたのは、男性の育休期間が短すぎ、女性が圧倒的に長く休んでいる現実でした。ひどい場合では、男性が育休期間中に何もせず、家でごろごろしている「取るだけ育休」もあります。
その結果、育休中の女性が育児と家事全般を一手に担い、職場復帰後もそのまま料理、洗濯、掃除に加え、子どもの送迎も引き受けがちになっています。男性育休の本来の狙いは家事・育児を夫婦で分担することでしたが、「性別役割分担意識」が家庭にかえって定着してしまっています。なんのための男性育休なのでしょうか。
3月8日は国際女性デー。育休や働き方を巡る男女格差について考えます。
#国際女性デー
#ジェンダー平等
関連回はこちらから
https://digital.kyodonews.jp/kyodopodcast/gender.html
記事はこちら↓
「男性の育休取得は100%、でもたった5日だけ…」家事と育児は結局、妻の役目? 家でぶらぶら「取るだけ育休」対策考える企業も
https://nordot.app/1132932927457689841
—————————————————————————
共同通信Podcastの新番組「きくリポ」は、毎週月曜日+αに、新しいエピソードを配信しています。
各種Podcastアプリでぜひフォローをお願いします。
最新情報は 「きくリポ」番組公式Instagram からご覧いただけます。
こちらのフォローもぜひお願いします。
番組のご意見・ご感想はフォームから気軽にお寄せください。
取り上げてほしいテーマのリクエストなどもお待ちしています。
https://forms.office.com/r/ADA0pDcyBk
twitterなど各種SNSで #きくリポ を付けてつぶやくのも歓迎です。
—————————————————————————