北海道東部で2019年夏以降、放牧中の牛66頭が相次いで襲われました。
“犯人”は「OSO18(オソじゅうはち)」の通称で呼ばれたヒグマ。ヒグマの主なエサは草木の根や木の実ですが、オソは肉の味を覚えてしまったようです。
北海道庁や地元の役場などが「特別対策班」を結成し、捕獲を目指しましたが、「忍者」と呼ばれるほど警戒心が強く、作戦は失敗を重ねてきました。ところが、実は今年7月に駆除されていたことが、後になって判明しました。
正体は特別大きいわけでもない痩せたクマでした。
対策班の推定通りでしたが、一般的には「牛を襲うぐらいだから、巨大でどう猛なクマ」という先入観から、情報があまり寄せられていなかったのです。
専門家は今回の事態を受けて、こんな警告をしています。
「オソは人間が生み出した。第2、第3のオソが出てきても不思議ではない。根本的な対策をしないと意味がない」
どういう意味でしょうか。記者が解説します。
記事は20日10時に公開します。
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