海外市場が2兆円を超え、国内を上回る規模に成長した日本のアニメ。実は今、思わぬジレンマに直面しています。
それは、海外での「炎上」。
問題となるのは暴力や性的な描写、宗教に関わる表現から現地の法規制までさまざまで、作品の修正や配信停止に追い込まれるケースも出てきました。
例えば、今年7月に放送を開始した、講談社のコミックスが原作のアニメ「ヤニねこ」。
たばこを手放せないヘビースモーカーの獣人が主人公で、喫煙シーンが頻繁に登場します。
海外でも配信されましたが、香港では、作中でたばこのブランド名が繰り返し表示され、たばこの広告が含まれていると苦情がありました。
現地の法律に違反する可能性があると行政側が指摘し、香港の配信サービスでは配信停止となったといいます。
インターネット上では「海外は喫煙に厳しいので、放映は難しいのでは」と香港での動きに理解を示すコメントもあれば、「最初から海外受けを狙って表現を小さくするよりもこれでいい」と擁護する意見も少なくありませんでした。
配信サービスの普及で海外でも同時に見られるようになり、ネガティブな反応もSNSですぐ広まります。
海外からの批判に国内のファンが反発することもしばしばです。
日本のアニメの産業規模は2024年で約3兆8千億円(日本動画協会調べ)で、このうち海外市場は2兆1千億円超と国内市場を上回ります。
政府は、アニメなど日本のコンテンツ産業を「基幹産業」と位置づけ、海外売り上げを2023年の約5・8兆円から、2033年までに20兆円にする目標を掲げています。
政府もコンテンツ産業の輸出拡大を後押しする中、世界で愛される作品づくりと、日本アニメの“らしさ”をどう両立させるのか。
模索する現場を取材した記者に、話を聞きました。
ぜひエピソードをお聞きください。
記事はこちら
海外で炎上、配信停止も…日本アニメの“らしさ”どう守る?
市場規模2兆円超に、人気の裏で続く模索
https://news.jp/i/1471040913328685223?c=39546741839462401
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