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#221【きくリポ】子どもの成長を見守りたいだけなのに…“連れ去り”で引き裂かれた親子 法規制と賠償を国に求める訴訟も 当事者や専門家などへの取材から考える

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川崎市に住む78歳の女性の長男は2024年、47歳で自ら命を絶ちました。
幼い息子を、妻が突然連れ去った8カ月後でした。

「パパ冷たくなっちゃった。僕も会いたかったんだよ」
長男の息子が、父親と直接再会したのは、葬儀の場。
女性は、遺体のほおをなでて泣きじゃくる孫の姿を忘れられないと話します。

子どもと会いたい、成長を見守りたい―。
親ならば当たり前の願いを絶たれた人たちがいます。

ある日突然、配偶者が未成年の子どもを連れて姿を消す“子の連れ去り”に遭った親たちです。

姿を消された側は事情も分からないまま、子どもと自由に会えなくなることもあり、離婚時の親権争いでも不利に働くとされています。

一方の当事者から見れば“連れ去り勝ち”とも言える現状に一石を投じようと、今年の春、連れ去りに遭ったとする父母ら約30人が、法規制と賠償を国に求める訴訟を東京地裁で起こしました。

専門家によると、国境を越えた子の連れ去りに関しては、原則として元の居住国に戻さなければならないと定めた「ハーグ条約」があります。
日本も締結しているものの、国内での連れ去りには適用されません。


裁判を起こした親たちは、連れ去りや面会交流の妨害を防ぐ法規制や、交互監護を義務づける法律がないことで、親子間の養育の権利や、誰もが産み、育てるかどうかを自分で決められる「リプロダクティブ権」が侵害された―と訴えています。
また、今年4月1日施行された改正民法でも連れ去りが規制されていないとも指摘しています。

今回の訴訟の原告や弁護士、専門家などに取材した記者に話を聞きました。
様々な視点から考えたいと思います。
ぜひエピソードをお聞きください。

記事は6月22日(月)午前10時半に配信予定です。


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