当時17歳だった女性は、ウクライナにある緑豊かな町クレメンチュクで歌手を目指し、高校に通いながら歌のレッスンを受けていました。
両親は首都キーウで働き、農場を営む祖父と看護師の祖母がそばにいてくれました。
祖母が病院から帰ると、家の近くの畑に一緒に野菜をとりに行き、その日の出来事を話したといいます。
「明日も普通の日が来ると思っていた」
そんな当たり前のようにあった日常の光景は、2022年2月24日の朝、ロシアによるウクライナ侵攻によって一変しました。
ロシアの侵攻から間もない3月、母と幼い妹は親戚のいる北海道へ向かいました。
女性は高校卒業後、祖母から安全な日本で歌の勉強を続けるよう諭され、5月、一人でバスに乗り込み、母と妹の元へと向かいました。
日本に到着した後も戦争の恐怖は消えなかったといいます。
「私だけ、一番ひどい時に逃げてきた」
避難したことの罪悪感、戦禍の母国に祖母を残してきたのは正しかったのかー。
女性の心の葛藤を和らげてくれたのは、避難民の孤独を案じて設けられた語学教室でした。
札幌駅近くの雑居ビルの一室。ウクライナ避難者と日本人の学生や地域の人が一つのテーブルを囲み、持ち寄ったお菓子や手作りのクッキーをつまんで雑談することから授業は始まります。
女性は先に通っていた母たちと共にこの授業に参加し、しばらくすると教室は語学だけでなく、生活の悩みを話せる場所になっていったそうです。
周囲に支えられながら日本語と音楽の勉強に励み、夢の実現に向けた一歩を進めました。
女性や語学教室の取り組みなどを取材をした函館支局の記者に、話を聞きました。
ぜひエピソードをお聞きください。
記事は2月9日午前10時30分に公開予定です。
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