千葉県銚子市の缶詰工場で働くベトナム人技能実習生の女性（３８）は、毎朝８時から缶詰工場のラインに立っています。
魚の頭と尾を機械で切り落とし、異物を手で取り除き、焼いた魚を網から下ろす繊細な作業もこなします。
作業は工程ごとに分かれ、数時間おきに担当する工程が変わります。
「入ったばかりの頃はどの工程も戸惑いましたが、すぐに覚えました。担当がどんどん変わるけれど、全部慣れるとかえって面白いです」

女性は、８歳の子どもと夫を母国に残し、夏からここで働いています。
従業員８０人のうち、同じ国からの技能実習生はニュンさんを含め１６人。
缶詰工場の男性社長は「銚子の１次産業は、外国人なしでは成り立たない。漁獲から水揚げ、卸売、加工まで、どの段階も彼らが支えている」と話します。

技能実習生という言葉を知っていても、どんな職場で、どんな生活を送っているのかを詳細に知っている人は多くないかもしれません。
日本で働く実習生の生活の様子や受け入れ企業の取り組み、そして思いなどを取材した記者に話を聞きました。

ぜひエピソードをお聞きください。
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「外国人はもう日本を選ばなくなる」経営者たちが抱く深刻な懸念
ベトナム人実習生なしでは「成り立たない街」で見えたこと【多文化共生企画】
https://news.jp/i/1366315489413496844?c=39546741839462401

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