源氏物語解説源氏物語解説

第十七帖「絵合」復権した光源氏 ライバルと競うも我が世の盛り

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『奥山景布子のイマドキの源氏物語』小説家・文学博士の奥山景布子先生による講演をポッドキャストで。源氏物語の社会背景を現代用語で読み解き分かりやすく解説。
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【今回の源氏物語解説】第17帖の「絵合」は、光源氏31歳の春のこと。明石から戻って3年、13歳の冷泉帝も即位してはや2年です。故六条御息所の娘で22歳の前斎宮(さきのさいぐう)は、藤壺中宮の後押しで冷泉帝に入内し、梅壺の女御となりました。後宮にはすでに、もとの頭の中将、今は権中納言の娘で14歳の弘徽殿の女御がいましたが、梅壺の女御が絵の上手と知ると、絵を好む冷泉帝は忽ち彼女に心惹かれました。危機感を抱いた弘徽殿側が自分たちも絵を集めだすと、光源氏も梅壺の女御の後見人として対抗。後宮二勢力による絵画収集競争は過熱し、内裏女房たちの間では絵の批評が流行しました‥

■【この番組は‥】紫式部の研究者・山本淳子先生の解説と、舞台朗読などで活躍されている斉藤由織さんの原文朗読でお伝えする、源氏物語を知るためのポッドキャストです。源氏物語の雅(みやび)な世界観とストーリーを堪能できます。令和6年のNHK大河「光る君へ」の主人公は紫式部でした。ドラマの復習にも最適です。

■山本淳子‥京都先端科学大学教授。専門は平安時代の文化・文学と社会。2007年に一般書としては初の著書『源氏物語の時代』でサントリー学芸賞受賞。紫式部の作品を政治的な文脈という視点で分析している。

■斉藤由織‥日本大学芸術学部在学中に故高橋博師にアナウンスを、故西澤實師に朗読の教えを受ける。定例公演のほか、音楽や伝統芸能とのコラボレーションなど、様々なイベントや舞台で朗読を行っている。

■古典の日推進委員会とは‥
古典の日推進委員会は、源氏物語千年紀委員会を承継し「古典の日宣言」の趣旨に沿った事業を展開するため設立され、「古典の日」の普及啓発活動を行っています。11月1日は古典の日です。
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■日本伝統文化交流協会とは‥
日頃中々接することの出来ない限りなく上質な文化・演芸・音楽など幅広いジャンルで皆様の身近にお届けする機会を提供して参ります。また同時に芸術家、演者、アーティストの方々の発展支援に貢献出来る運営を目指しております。
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①『奥山景布子のイマドキの源氏物語』小説家・文学博士の奥山景布子先生による講演をポッドキャストで。源氏物語の社会背景を現代用語で読み解き分かりやすく解説。
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  1. 山本淳子の源氏物語解説 朗読とともに

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源氏物語解説

紫式部の研究者・山本淳子先生の解説と、舞台朗読などで活躍されている斉藤由織さんの原文朗読でお伝えする、源氏物語を知るためのポッドキャストです。源氏物語の雅(みやび)な世界観とストーリーを堪能できます。 
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