

第二十四帖「胡蝶」水面下で始まる玉鬘をめぐる恋のさや当て
【今回の源氏物語解説】第24帖「胡蝶」は、光源氏三十六歳の晩春のことです。六条院では、光源氏と紫の上の住む東南の区画・「春の町」で、が華やかに行われました。唐風に飾り付けられた船に、雅楽寮の楽人たちが乗り込んで音楽を奏で、岸辺には柳や桜、藤、山吹などが美しく咲き誇ります。また、翌日は梅壺中宮の住む西南の区画・「秋の町」で、四日間にわたり大般若経を講義する「季の御読経」が行われました。紫の上は、童部たちに鳥や蝶の装束を着せて仏花を供えさせ、中宮への心遣いを表しました。そんな中、男性たちの玉鬘をめぐる恋のさや当てが、水面下で始まりました。 ■【この番組は‥】紫式部の研究者・山本淳子先生の解説と…

第8回公演 光源氏が重視した教えるということ
■ 奥山先生の次回講演(於・表参道)についてはこちら(リンク) 【この番組は‥】小説家・文学博士の奥山景布子先生による講演『イマドキの源氏物語』をポッドキャストでお届けします。 源氏物語が書かれた平安時代は、現代の読者にとって、理解しにくい文化、慣習、世界観に満ち溢れていました。この講演では、奥山先生が、源氏物語の社会背景を現代用語で読み解き分かりやすく解説してくれますので、物語を新たな視点から味わうことができます。 ひとつの講演を、3つのパートに分けて配信。今回は第8回目の講演をお聴きください。 ■ 序 紫式部は、現代でいうところのサブカルチャーを生み出したパイオニアだったかもしれませ…

第8回公演 理解者、紫の上
■ 奥山先生の次回講演(於・表参道)についてはこちら(リンク) 【この番組は‥】小説家・文学博士の奥山景布子先生による講演『イマドキの源氏物語』をポッドキャストでお届けします。 源氏物語が書かれた平安時代は、現代の読者にとって、理解しにくい文化、慣習、世界観に満ち溢れていました。この講演では、奥山先生が、源氏物語の社会背景を現代用語で読み解き分かりやすく解説してくれますので、物語を新たな視点から味わうことができます。 ひとつの講演を、3つのパートに分けて配信。今回は第7回目の講演をお聴きください。 ■ 序 紫式部は、現代でいうところのサブカルチャーを生み出したパイオニアだったかもしれませ…

第8回公演 ”おっさん”光源氏
■ 奥山先生の次回講演(於・表参道)についてはこちら(リンク) 【この番組は‥】小説家・文学博士の奥山景布子先生による講演『イマドキの源氏物語』をポッドキャストでお届けします。 源氏物語が書かれた平安時代は、現代の読者にとって、理解しにくい文化、慣習、世界観に満ち溢れていました。この講演では、奥山先生が、源氏物語の社会背景を現代用語で読み解き分かりやすく解説してくれますので、物語を新たな視点から味わうことができます。 ひとつの講演を、3つのパートに分けて配信。今回は第8回目の講演をお聴きください。 ■ 序 紫式部は、現代でいうところのサブカルチャーを生み出したパイオニアだったかもしれませ…

第二十三帖「初音」華やぐ六条院
【今回の源氏物語解説】第23帖「初音」は、光源氏36歳の年のことです。この前年に落成した光源氏の大豪邸・六条院に、初めての正月がやってきました。六条院は四季の風情に合わせた四つの区画から成り、光源氏と紫の上の住まいは春の区画です。時まさに新春の元旦の朝、生ける仏の国のような御殿では女房たちが正月行事に興じます。 ■【この番組は‥】紫式部の研究者・山本淳子先生の解説と、舞台朗読などで活躍されている斉藤由織さんの原文朗読でお伝えする、源氏物語を知るためのポッドキャストです。源氏物語の雅(みやび)な世界観とストーリーを堪能できます。令和6年のNHK大河「光る君へ」の主人公は紫式部でした。ドラマの…

第7回講演 宮家の姫のおひとりさま問題 ③
■ 奥山先生の次回講演(於・表参道)についてはこちら(リンク) 【この番組は‥】小説家・文学博士の奥山景布子先生による講演『イマドキの源氏物語』をポッドキャストでお届けします。 源氏物語が書かれた平安時代は、現代の読者にとって、理解しにくい文化、慣習、世界観に満ち溢れていました。この講演では、奥山先生が、源氏物語の社会背景を現代用語で読み解き分かりやすく解説してくれますので、物語を新たな視点から味わうことができます。 ひとつの講演を、3つのパートに分けて配信。今回は第7回目の講演をお聴きください。 ■ 序 紫式部は、現代でいうところのサブカルチャーを生み出したパイオニアだったかもしれませ…

第7回講演 宮家の姫のおひとりさま問題 ②
■ 奥山先生の次回講演(於・表参道)についてはこちら(リンク) 【この番組は‥】小説家・文学博士の奥山景布子先生による講演『イマドキの源氏物語』をポッドキャストでお届けします。 源氏物語が書かれた平安時代は、現代の読者にとって、理解しにくい文化、慣習、世界観に満ち溢れていました。この講演では、奥山先生が、源氏物語の社会背景を現代用語で読み解き分かりやすく解説してくれますので、物語を新たな視点から味わうことができます。 ひとつの講演を、3つのパートに分けて配信。今回は第5回目の講演「光源氏に課せられた『宿命』と『ルール』」から「その1・光源氏はなぜ恋をするのか?」をお聴きください。 ■ 序…

第7回講演 宮家の姫のおひとりさま問題 ①
■ 奥山先生の次回講演(於・表参道)についてはこちら(リンク) 【この番組は‥】小説家・文学博士の奥山景布子先生による講演『イマドキの源氏物語』をポッドキャストでお届けします。 源氏物語が書かれた平安時代は、現代の読者にとって、理解しにくい文化、慣習、世界観に満ち溢れていました。この講演では、奥山先生が、源氏物語の社会背景を現代用語で読み解き分かりやすく解説してくれますので、物語を新たな視点から味わうことができます。 ひとつの講演を、3つのパートに分けて配信。今回は第5回目の講演「光源氏に課せられた『宿命』と『ルール』」から「その1・光源氏はなぜ恋をするのか?」をお聴きください。 ■ 序…

第二十二帖「玉鬘」今でも忘れられない恋人・夕顔
【今回の源氏物語解説】第22帖の「玉鬘」から31帖の「真(ま)木(き)柱(ばしら)」までの巻々は、光源氏の中年の恋という、ひとまとまりのエピソードで、「玉鬘十帖」と呼ばれています。その最初となる「玉鬘」は、光源氏35歳の年のことです。光源氏は、かつて彼と愛し合い、「某(なにがし)の院」で亡くなった恋人・夕顔が今でも忘れられません。 ■【この番組は‥】紫式部の研究者・山本淳子先生の解説と、舞台朗読などで活躍されている斉藤由織さんの原文朗読でお伝えする、源氏物語を知るためのポッドキャストです。源氏物語の雅(みやび)な世界観とストーリーを堪能できます。令和6年のNHK大河「光る君へ」の主人公は…

第5回講演 光源氏に課せられた『宿命』と『ルール』 その③ 自由に生きられない帝
■ 奥山先生の次回講演(於・表参道)についてはこちら(リンク) 【この番組は‥】小説家・文学博士の奥山景布子先生による講演『イマドキの源氏物語』をポッドキャストでお届けします。 源氏物語が書かれた平安時代は、現代の読者にとって、理解しにくい文化、慣習、世界観に満ち溢れていました。この講演では、奥山先生が、源氏物語の社会背景を現代用語で読み解き分かりやすく解説してくれますので、物語を新たな視点から味わうことができます。 ひとつの講演を、3つのパートに分けて配信。今回は第5回目の講演「光源氏に課せられた『宿命』と『ルール』」から「その3・自由に生きられない帝」をお聴きください。 ■ 序 紫式…