

第二十七帖「篝火」光源氏に心を許す玉蔓
【今回の源氏物語解説】第27帖「篝火」は、光源氏36歳の秋の始めのことです。前の第26帖「常夏」で、内大臣は、娘だと名乗り出てきた「近江の君」の教養のなさに落胆し、彼女を正妻の娘である弘徽殿女御に仕えさせようと決めました。続く「篝火」の帖は、内大臣の措置は身勝手だと、光源氏が批判するところから始まります。それを伝え聞いた玉蔓は、内大臣の性格と、自分も唐突に名乗り出ていれば、同様に扱われていたかもしれないことに気づきます。光源氏の思いやりを知った玉蔓は、光源氏に心を許すようになりました。 ■【この番組は‥】紫式部の研究者・山本淳子先生の解説と、舞台朗読などで活躍されている斉藤由織さんの原文朗…

第11回公演 欲望の三角形でみる宇治十帖
■ 奥山先生の次回講演(於・表参道)についてはこちら(リンク) 【この番組は‥】小説家・文学博士の奥山景布子先生による講演『イマドキの源氏物語』をポッドキャストでお届けします。 源氏物語が書かれた平安時代は、現代の読者にとって、理解しにくい文化、慣習、世界観に満ち溢れていました。この講演では、奥山先生が、源氏物語の社会背景を現代用語で読み解き分かりやすく解説してくれますので、物語を新たな視点から味わうことができます。 ひとつの講演を、3つのパートに分けて配信。今回は第8回目の講演をお聴きください。 ■ 序 紫式部は、現代でいうところのサブカルチャーを生み出したパイオニアだったかもしれませ…

第11回公演 男同士の探り合い
■ 奥山先生の次回講演(於・表参道)についてはこちら(リンク) 【この番組は‥】小説家・文学博士の奥山景布子先生による講演『イマドキの源氏物語』をポッドキャストでお届けします。 源氏物語が書かれた平安時代は、現代の読者にとって、理解しにくい文化、慣習、世界観に満ち溢れていました。この講演では、奥山先生が、源氏物語の社会背景を現代用語で読み解き分かりやすく解説してくれますので、物語を新たな視点から味わうことができます。 ひとつの講演を、3つのパートに分けて配信。今回は第8回目の講演をお聴きください。 ■ 序 紫式部は、現代でいうところのサブカルチャーを生み出したパイオニアだったかもしれませ…

第11回公演 薫の女性関係
■ 奥山先生の次回講演(於・表参道)についてはこちら(リンク) 【この番組は‥】小説家・文学博士の奥山景布子先生による講演『イマドキの源氏物語』をポッドキャストでお届けします。 源氏物語が書かれた平安時代は、現代の読者にとって、理解しにくい文化、慣習、世界観に満ち溢れていました。この講演では、奥山先生が、源氏物語の社会背景を現代用語で読み解き分かりやすく解説してくれますので、物語を新たな視点から味わうことができます。 ひとつの講演を、3つのパートに分けて配信。今回は第8回目の講演をお聴きください。 ■ 序 紫式部は、現代でいうところのサブカルチャーを生み出したパイオニアだったかもしれませ…

第二十六帖「常夏」光源氏三十六歳の夏
【今回の源氏物語解説】第26帖「常夏」は、光源氏三十六歳の夏、六月のことです。「常夏」とは撫子の花の別名で、和歌では愛しい子どもや女性を表し、この巻名では女君の玉鬘を意味しています。残暑の折、光源氏は六条院の釣殿で、息子の夕霧や、かつての頭中将、今の内大臣の息子たちと涼んでいました。そこで話題となったのが、内大臣の噂話です。むかし内大臣の恋人が産んだ娘が、今になって見つかった、というのです。これは玉鬘ではなく、また別のご落胤です。光源氏は、男女関係のお盛んな内大臣を冷笑しながらも、玉蔓のことは、やはり実父の彼と引き合わせなくてはならないと、考えを巡らせました。 ■【この番組は‥】紫式部の研…

第10回公演 召人の立場
■ 奥山先生の次回講演(於・表参道)についてはこちら(リンク) 【この番組は‥】小説家・文学博士の奥山景布子先生による講演『イマドキの源氏物語』をポッドキャストでお届けします。 源氏物語が書かれた平安時代は、現代の読者にとって、理解しにくい文化、慣習、世界観に満ち溢れていました。この講演では、奥山先生が、源氏物語の社会背景を現代用語で読み解き分かりやすく解説してくれますので、物語を新たな視点から味わうことができます。 ひとつの講演を、3つのパートに分けて配信。今回は第8回目の講演をお聴きください。 ■ 序 紫式部は、現代でいうところのサブカルチャーを生み出したパイオニアだったかもしれませ…

第10回公演 複雑な家族関係
■ 奥山先生の次回講演(於・表参道)についてはこちら(リンク) 【この番組は‥】小説家・文学博士の奥山景布子先生による講演『イマドキの源氏物語』をポッドキャストでお届けします。 源氏物語が書かれた平安時代は、現代の読者にとって、理解しにくい文化、慣習、世界観に満ち溢れていました。この講演では、奥山先生が、源氏物語の社会背景を現代用語で読み解き分かりやすく解説してくれますので、物語を新たな視点から味わうことができます。 ひとつの講演を、3つのパートに分けて配信。今回は第8回目の講演をお聴きください。 ■ 序 紫式部は、現代でいうところのサブカルチャーを生み出したパイオニアだったかもしれませ…

第10回公演 竹河の巻、紅梅の巻
■ 奥山先生の次回講演(於・表参道)についてはこちら(リンク) 【この番組は‥】小説家・文学博士の奥山景布子先生による講演『イマドキの源氏物語』をポッドキャストでお届けします。 源氏物語が書かれた平安時代は、現代の読者にとって、理解しにくい文化、慣習、世界観に満ち溢れていました。この講演では、奥山先生が、源氏物語の社会背景を現代用語で読み解き分かりやすく解説してくれますので、物語を新たな視点から味わうことができます。 ひとつの講演を、3つのパートに分けて配信。今回は第8回目の講演をお聴きください。 ■ 序 紫式部は、現代でいうところのサブカルチャーを生み出したパイオニアだったかもしれませ…

第二十五帖「蛍」光源氏の屈折した愛情 玉鬘に「物語論」を語る
【今回の源氏物語解説】第25帖「蛍」は、光源氏三十六歳の夏のことです。二十二歳の玉鬘に思いを告白して以来、光源氏は男として彼女を思う一方、養父として彼女の結婚相手を選び続ける、妙な状態にありました。求婚者のなかで特に真剣な様子なのは、光源氏の異母弟の兵部卿宮です。光源氏は夜、宮を呼び出し、玉鬘の室内に蛍を放しました。ほのかな光が彼女の姿を照らし出し、光源氏のもくろみどおり、宮はますます恋心を募らせます。 ■【この番組は‥】紫式部の研究者・山本淳子先生の解説と、舞台朗読などで活躍されている斉藤由織さんの原文朗読でお伝えする、源氏物語を知るためのポッドキャストです。源氏物語の雅(みやび)な世界…

第9回公演 観察者としての花散里
■ 奥山先生の次回講演(於・表参道)についてはこちら(リンク) 【この番組は‥】小説家・文学博士の奥山景布子先生による講演『イマドキの源氏物語』をポッドキャストでお届けします。 源氏物語が書かれた平安時代は、現代の読者にとって、理解しにくい文化、慣習、世界観に満ち溢れていました。この講演では、奥山先生が、源氏物語の社会背景を現代用語で読み解き分かりやすく解説してくれますので、物語を新たな視点から味わうことができます。 ひとつの講演を、3つのパートに分けて配信。今回は第8回目の講演をお聴きください。 ■ 序 紫式部は、現代でいうところのサブカルチャーを生み出したパイオニアだったかもしれませ…