■「バイオレンスアクション」

橋本環奈が凄腕の殺し屋を演じるアクション娯楽作。多数の映画で多彩な役をこなし続けている橋本の集大成です。昼間は愛らしい専門学校生。小柄で非力なたたずまいが、殺し屋のイメージからほど遠いのが魅力です。謎を秘め、感情に流されないヒロインですが、最後にホロリとさせられます。

クライマックスのアクション場面で、ボリュメトリックという新撮影技術を用いたのも注目です。多数のカメラで空間全体を撮影して・・・

■「セイント・フランシス」

34歳独身。大学を１年で中退し、レストランの給仕として働くブリジット。６歳の少女、フランシスの子守となり、不安や不満だらけの人生から一歩前に踏み出すことに。
結婚も、仕事もうまくいっていることを周囲から期待される30代の女性の姿を真正面から捉えた作品です。

■「ソニック・ザ・ムービー／ソニック・バーサス・ナックルズ」

日本発のゲームの人気キャラクター、ソニックをアメリカ・ハリウッドで実写映画化した「ソニック・ザ・ムービー」のシリーズ第２作です。

ソニックの前に悪の天才科学者、ジム・キャリー演じるドクター・ロボトニックが銀河系で最も危険な戦士、ナックルズを引き連れて帰ってきました。彼らは、史上最強の破壊力を持つ「マスターエメラルド」を探しており、なぜかソニックを執拗（しつよう）に狙います…。

■「新章パリ・オペラ座　特別なシーズンの始まり」

パリ・オペラ座はフランスを代表するオペラ劇場で、そのバレエ団は１７世紀に創立され、世界最古です。しかしコロナ禍でオペラ座も３カ月間閉鎖されました。
日々の鍛錬が欠かせない上、絶頂期が短いバレエダンサーたちにとって、３カ月に及ぶ自宅待機は試練の日々となりました。クラスレッスンが再開したとき、彼らはどのような身体・精神状態でスタジオに戻り、リハーサルに臨んだのでしょうか。

この番組では、現在、映画館で公開中／公開直前の作品から、産経新聞文化部、映画担当の編集委員がピックアップした「プレビュー」をお届けします。

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