「ニッポンチャレンジドアスリート」は、パラアスリート本人や、パラスポーツ・パラアスリートを支える人たちから、競技のこと、これまでの活躍や活動、現在そして未来のことなどを、インタビュー形式でお話頂くラジオ番組です。

今回のゲストは、石田駆（いしだ・かける）選手です。1999年、岐阜県生まれの22歳。中学から陸上競技を始め、愛知学院大学に入学直後の2018年5月、左肩に骨肉腫を発症。人工関節を入れて競技に復帰しました。2019年からパラ陸上にも参戦し、ジャパンパラ陸上100mと400mで日本記録を樹立。ドバイで行われた世界選手権・400mで日本記録をさらに更新し、5位入賞の活躍を見せました。東京パラリンピックの出場も内定。金メダル獲得と、健常者の大会・日本インカレ出場が目標です。陸上との出逢い、骨肉腫を発症した際、医師から勧められた左腕切断ではなく、腕を残し人工関節を入れる選択をした理由。医師に「奇跡的」と言われたスピード復帰の原動力について、報道陣を前に「東京パラリンピックで世界記録を出して金メダルを獲得したい」と宣言した理由、世界選手権でわずか順位1つの差で決められなかった東京パラリンピック出場権について、健常の大学生の大会・インカレ出場を目指す意味などについて、石田選手からいろいろお話を伺いました。