「水上置換法」。 むかし学校で習った気がする懐かしい響きの言葉ですが、「それって何だっけ?」という思う方も少なくないかもしれません。 「水上置換法」とは、実験によって発生した気体を集める方法の1つです。 水で満たした容器を水の中で下に向け、その容器の中に発生した気体を集めることで、空気と混ざらずに純粋な目的の気体を得ることができます。 主に水に溶けにくい気体を集める際に用いられます。 今回は、二酸化マンガンに過酸化水素水を加え、酸素を発生させます。そして、その発生した酸素が水上置換法によって水面から出てくる時の泡の音をお聴きいただきます。このASMR特番で泡の音をお届けするにあたり、機械で泡を発生させると、機械の音が少し邪魔になってしまうため、この水上置換法という方法でお届けすることになりました。 中学生の時になんとなく聞いた、懐かしの「水上置換法」によって得られる「純粋な」泡の音をお聴きください。