今年2月1日に起きたミャンマー国軍によるクーデターからまもなく7か月。有効な 解決策を見だせない状態が続く中、軍による市民への弾圧は続いています。これまでにお亡くなりになった方は1000人以上。尊い命が失われました。クーデターで、ミャンマーの人々は安心した生活を送れないだけではなく、生活困窮もおきています。そして、さらに今、新型コロナウィルスの感染も急拡大も。そんなミャンマーの、都市部ヤンゴンから車で5時間ほどいった、ヤンゴンの南西部、エヤワディ地域の町「ミャウンミャ」で活動する日本人の女性医師がいます。その方が NPO法人「ミャンマー ファミリークリニックと菜園の会」代表で医師の 名知仁子(なちさとこ)さんです。NPO法人「ミャンマー ファミリークリニックと菜園の会」は 2008年に任意団体として設立、2012年に「ミャンマー ファミリークリニックと菜園の会」として東京に事務局を開設しました。2015年からは、医者がいない村、いわゆる「無医村」で巡回診療と保健指導、そして健康予防のための菜園指導をしています。今回お話しいただくは 無医村の村々のコロナ感染状況、住民たちへ行うコロナ感染対策の指導、クーデターとコロナで 非常に苦しい状況にある住民たちの生活の様子、また、自身も現地スタッフも感染リスクのある中で、どのように巡回診療をしているのか、そしてラジオを聞いている日本人のリスナーに伝えたい思いを伺います。名知さんの活動「ミャンマー ファミリークリニックと菜園の会」に関心をもたれた方は、応援お願いします。https://mfcg.or.jp/gaiyo/