「ニッポンチャレンジドアスリート」は、パラアスリート本人や、パラスポーツ・パラアスリートを支える人たちから、競技のこと、これまでの活躍や活動、現在そして未来のことなどを、インタビュー形式でお話頂くラジオ番組です。

今回のゲストは、東京2020パラリンピックで金銀銅・合計5個のメダルを獲得したパラ水泳・鈴木孝幸選手です。1987年、静岡県浜松市生まれの34歳。四肢欠損の障がいを抱え、生まれつき右腕のヒジから先と両足がありません。高校から本格的に競泳を始め、2004年、17歳でアテネパラリンピックに出場。4×50ｍ団体メドレーリレーで銀メダルを獲得しました。北京大会では、50m平泳ぎで金メダル、150m個人メドレーで銅メダル。ロンドン大会では、同じ2種目で銅メダル。34歳で迎えた東京大会では、50ｍ平泳ぎで北京以来13年ぶりの金メダルを獲得。出場した5種目すべてでメダルを手にしました。アテネ・北京・ロンドン・リオでの経験が、東京でどう生かされたのか？ ロンドン大会のあと、英国に拠点を移した理由、北京での金メダルと13年ぶりに獲得した東京での金メダルの違い、金を獲得した100ｍ自由形、イタリアのベジャト選手との息詰まる戦いの裏側など、鈴木選手に貴重なお話を伺いました。