「ニッポンチャレンジドアスリート」は、パラアスリート本人や、パラスポーツ・パラアスリートを支える人たちから、競技のこと、これまでの活躍や活動、現在そして未来のことなどを、インタビュー形式でお話頂くラジオ番組です。

今回のゲストは、シドニーパラリンピック・車いすバスケットボール日本代表の根木慎志（ねぎ・しんじ）さんです。

1964年、岡山県生まれ・奈良県育ちの56歳。高校3年生のときに交通事故で脊髄を損傷し、車いす生活に。その後、車いすバスケットボールと出逢い、2000年、36歳でシドニーパラリンピックに出場。代表のキャプテンを務めました。

現在は、日本財団パラリンピックサポートセンターが主催する「あすチャレ！」のプロジェクトディレクターとして全国の学校で体験授業や講演活動を行うかたわら、日本パラリンピック委員会の運営委員も務め、パラスポーツの普及に力を注いでいます。

事故後、病室に突然車いすに乗った見知らぬ人が現れ、スカウトされたことから始まった車いすバスケットボールとの出逢い、3大会連続落選後、ついに出場を果たしたシドニーパラリンピックの興奮、現役時代から30年以上にわたって全国の学校を回り、現在は「あすチャレ！スクール」という形で実施している車いすバスケの体験授業の話、選手村の副村長も務める東京パラリンピックへの思いなど、根木さんに2週間タップリとお話を伺いました。