「ニッポンチャレンジドアスリート」は、パラアスリート本人や、パラスポーツ・パラアスリートを支える人たちから、競技のこと、これまでの活躍や活動、現在そして未来のことなどを、インタビュー形式でお話頂くラジオ番組です。

今回のゲストは、障がい者のチアリーディング・プロジェクトに取り組んでいるＮＰＯ法人・スピッツェンパフォーマンス代表理事・多田久剛さんです。

1968年、神奈川県生まれの51歳。高校卒業後、アメリカでトレーナーの資格を取得。27歳で帰国し、プロ野球・北海道日本ハムファイターズのトレーナーも務めました。その後、アメリカで開催された「チアリーディング世界選手権」に日本代表チームのトレーナーとして帯同。その際、障がいを持った子どもたちのチア演技を見て感銘を受け、2016年4月、障がいを持つ子どもたちを中心にした日本初のチアリーディングチーム「チャレンジドチア Rainbows（レインボーズ）」を結成。その後、身体に障がいを負った子どもたちによる、パラリンピック競技化を見据えたパラチアチーム「シャイニースマイルズ」も結成し、両方の運営にあたっています。アメリカで障がいを持った子どもたちのチア演技を観たときの感動と、レインボーズ結成にまつわるエピソード、全国大会で初めてレインボーズが演技を披露したときの子どもたちの様子、周囲の反響、パラチアチームも別個に作った理由、「共生社会」実現のために多田さんが思うことなどを伺いました。