「ニッポンチャレンジドアスリート」は、パラアスリート本人や、パラスポーツ・パラアスリートを支える人たちから、競技のこと、これまでの活躍や活動、現在そして未来のことなどを、インタビュー形式でお話頂くラジオ番組です。

今回のゲストは、2週にわたって、車いす卓球・吉田信一（よしだ・しんいち）選手が登場します。
1965年、福島県生まれの53歳。金色に染めた髪がトレードマークで、人呼んで「金髪の卓球王」。高校時代、バイク事故に遭って脊髄を損傷。車いす生活になりましたが、94年から車いす卓球を始め、2000年に福島から上京。
3番目に障がいが重い「クラス3」でプレーし、日本一を決める大会で通算14回優勝。現在8連覇中と、国内では無敵の強さを誇っています。2016年、50歳でリオパラリンピックに出場しますが、惜しくも予選で敗退。2020年、雪辱を期す東京パラリンピックで、メダル獲得を目指しています。

車いす卓球を始めたきっかけ、東京に拠点を移した理由と、ツテが何もなかったにもかかわらず熱意で押して就職先を見付けた話、仕事と競技との両立、東日本大震災の際、東北出身アスリートとして行った支援活動、ロンドンに行けなかった悔しさをバネにつかんだリオへの切符をつかんだ話、初のパラリンピック出場で得たもの、2020への抱負、そして「金髪の理由」についても伺いました。

常にポジティブな姿勢を忘れず、様々な壁を乗り越えてきた「金髪の卓球王」のアスリート人生、きっと勇気をもらえると思います。