「ニッポンチャレンジドアスリート」は、 パラアスリート本人や、パラスポーツ・パラアスリートを支える人たちから、 競技のこと、これまでの活躍や活動、現在そして未来のことなどを、 インタビュー形式でお話頂くラジオ番組です。 今回のゲストは、視覚障がい者柔道・男子66キロ級で銅メダルを獲得した瀬戸勇次郎（せと・ゆうじろう）選手です。
2000年、福岡県生まれの21歳。福岡教育大学に在学中で、生まれつき弱視を伴う色覚障がいを抱えています。4歳で柔道を始め、高校まで健常者の大会に参加していましたが、高校３年生から視覚障がい者柔道に転向。2018年、「全日本（ぜんにほん）視覚障がい者柔道大会」で強豪を倒し優勝。18歳で全国制覇を成し遂げ、一躍注目を浴びました。去年行われた東京パラリンピックでは、初出場で銅メダルを獲得。得意の背負い投げを武器に、２年後のパリ大会では金メダルを狙います。パラリンピック3連覇を達成したレジェンドで、乗り越えるべき壁でもあった先輩・藤本聰選手との戦い、東京パラリンピックでの激闘の裏側など、瀬戸選手にいろいろお話を伺いました。