緑の募金が集まらない! 自治会困らす「強制」徴収6/20(by三沢編集長補佐)ゲストは経済部の山下貴史記者
今回のテーマは、森林整備に使われる「緑の募金」について。戦後、荒廃した山々の森を育てることを目的に始まった募金で、1995年には森林整備の推進と必要な募金額を確保するための法律(緑の募金法)も制定され、各地に浸透しました。本来なら善意に基づくお金ですが、募金集めの担い手不足から半ば強制的に徴収している地域があるようです。 温暖化問題が深刻化して森林整備の必要性が高まる中、善意のお金をいかにして集めるか。募金集めを担う自治会のあり方を含め、この問題を取材した経済部の山下貴史記者、デジタル編集本部の井上義之さんとともに考えてみます。 毎日新聞の記者がお送りするポッドキャスト「今夜、BlueP…
次の衆院選、女性候補の数は増える?調査から見えた日本の政治 6/19(by菅野蘭記者)ゲストは安部志帆子記者
水曜日は、ニュースをジェンダーの視点で読んでみる、をテーマに社会部の菅野蘭記者https://mainichi.jp/reporter/kannoran/が隔週でお届けします。 次期衆院選で主要6党が小選挙区(定数289)に擁立を予定している候補者のうち、女性の比率(5月10日現在)は18・1%で、政府が2025年までの目標とする35%の半分ほどにとどまることが、毎日新聞の調査で判明しました。 世界経済フォーラム(WEF)が世界各国の男女格差をまとめた24年版の「ジェンダーギャップ指数」で、評価対象の146カ国のうち日本は118位。前年の125位より前進したものの、政治と経済の分野でまだ…
「泣く子はガマに入れない」 79年前、沖縄で地上戦があった 6/12(by佐藤敬一部長・宮城裕也記者)
太平洋戦争末期の沖縄戦から79年を迎えます。日本軍の組織的戦闘が終結したとされる6月23日は犠牲者を追悼する「慰霊の日」で、沖縄は鎮魂の祈りに包まれます。 そんな6月は2回に分けて沖縄戦がどのようなものだったかを2人の取材経験から紹介します。 前編の今回は、佐藤部長が那覇支局での記者時代に取材した沖縄戦体験者の話から、県民の4人に1人が犠牲になったとされる激しい地上戦の実相に迫ります。 ※写真は佐藤部長が2015年に取材した沖縄戦体験者の神谷洋子さん。「慰霊の日」は多くの人たちが平和祈念公園にある「平和の礎」に刻銘された犠牲者に「会いに行く」。 番組への感想もお待ちしています。応募…
特別ゲスト!石戸諭さん再び。小国&鈴木記者の記事を読んだーの巻「宗教とどう向き合うか」6/11(by小国記者&鈴木記者)
今回もノンフィクションライター、石戸諭さんをお招きし、3人で語り合いました。かつて毎日新聞記者だった石戸さんが、元同僚の小国、鈴木両記者の記事を読み、何を思ったかを明かします。 旧統一教会から始まり、NYのゴスペル取材、依存症と回復、コロナ禍で見いだしたオンラインと身体性など、テーマは飛びに飛びますが、通奏低音として流れるのは「宗教とどう向き合うか」のようなこと。 恒例の「火曜日の本棚」では、ゲストの石戸さんの著書『ルポ 百田尚樹現象 :愛国ポピュリズムの現在地』と『東京ルポルタージュ 疫病とオリンピックの街で』をご紹介します。 ■先週の放送 特別ゲスト!ノンフィクションライターの石戸諭…
親族の記者が見た「虎に翼」のモデル、三淵嘉子さん。ゆかりの家からお届け 6/5(by菅野蘭記者)ゲストは本橋由紀記者
水曜日は、ニュースをジェンダーの視点で読んでみる、をテーマに社会部の菅野蘭記者https://mainichi.jp/reporter/kannoran/が隔週でお届けします。 NHK連続テレビ小説「虎に翼」の主人公のモデル、三淵嘉子さんは日本初の女性弁護士のひとりです。戦後、女性に門戸の開かれた裁判官になり、裁判所長へと上り詰めました。 今回は、この嘉子さんが大伯母にあたるという小田原通信部の本橋由紀記者https://mainichi.jp/reporter/motohashiyuki/に、親族に伝わる嘉子さんの人物像や、神奈川県小田原市にあるゆかりの家「三淵邸・甘柑荘」について聞…
特別ゲスト!ノンフィクションライターの石戸諭さんが語る小政党、「つばさの党」「日本保守党」…後編 6/4(by小国記者&鈴木記者)
(こちらは後編です) 今回は特別ゲストとして、ノンフィクションライターの石戸諭さんをお招きしました! 雑誌や単行本だけでなく、テレビのワイド番組でも活躍する石戸さんは、実は元毎日新聞記者。小国記者や鈴木記者の後輩でした。石戸さんに、近年、世を騒がせる小政党について聞きます。ガーシー(東谷義和)元参院議員を当選させた旧NHK党、作家の百田尚樹さんらの日本保守党、他党候補者の選挙運動を妨害したとして逮捕者が出たつばさの党……。こうした勢力をどう考えるべきか? 当事者を取材してきた石戸さんの分析を鈴木記者と小国記者が聞き出します。 ★前編はこちらから!(各種ポッドキャストアプリからもお聞きいた…
特別ゲスト!ノンフィクションライターの石戸諭さんが語る小政党、「つばさの党」「日本保守党」…前編 6/4(by小国記者&鈴木記者)
今回は特別ゲストとして、ノンフィクションライターの石戸諭さんをお招きしました! 雑誌や単行本だけでなく、テレビのワイド番組でも活躍する石戸さんは、実は元毎日新聞記者。小国記者や鈴木記者の後輩でした。石戸さんに、近年、世を騒がせる小政党について聞きます。ガーシー(東谷義和)元参院議員を当選させた旧NHK党、作家の百田尚樹さんらの日本保守党、他党候補者の選挙運動を妨害したとして逮捕者が出たつばさの党…。こうした勢力をどう考えるべきか? 当事者を取材してきた石戸さんの分析を鈴木記者と小国記者が聞き出します。 ★後編も同日公開中!(各種ポッドキャストアプリからもお聞きいただけます) https:…
エンダー、ワシミルク、ライカム? 復帰52年、沖縄のチャンプルー文化 5/15(by佐藤敬一部長・宮城裕也記者)
前回に引き続き、沖縄の日本復帰をテーマにお届けします。 1972年まで「アメリカ」だった沖縄は、米国の文化に大きな影響を受けました。食事や生活様式など沖縄社会に定着したもの、沖縄風にチャンプルーして(取り入れて)独自に発展したものなど、一つ一つひもときながら紹介します。 「ヤマト(日本)の世(ゆ)」から「アメリカ世」へとめまぐるしい世替わりを経験した沖縄県民の生き方についても語ります。 ※写真はアメリカンな雰囲気が漂う沖縄県北谷町のアメリカンビレッジの街並みです。 番組への感想もお待ちしています。応募フォームをご利用いただくか、X(ツイッター)でハッシュタグ「#ブルーポスト」を付け…
「私の居場所を見つけてくれた人」さよなら、毎日新聞の名物記者、近藤勝重さん 後編 5/28 (by 小国記者&鈴木記者)
今回のテーマは、5月10日に急逝した毎日新聞の名物記者、近藤勝重さん(79)を忍んで。近藤さんは1969年に毎日新聞社に入社。「サンデー毎日」編集長や夕刊編集長などを務めました。亡くなるまで、毎日新聞大阪本社版の「近藤流健康川柳」の選者を務めてもいました。 ★前編はこちらから!(各種ポッドキャストアプリからもお聞きいただけます) https://omny.fm/shows/bluepost/5-28-by 子育てと仕事の両立に悩む30代で近藤さんと出会い、彼の率いる夕刊編集部で書き続けた小国記者が、まだうまくまとまらない思いを、あふれるままに語ります。 何しろ聞き手は、鈴木記者! 近藤…
「私の居場所を見つけてくれた人」さよなら、毎日新聞の名物記者、近藤勝重さん 前編 5/28 (by 小国記者&鈴木記者)
今回のテーマは、5月10日に急逝した毎日新聞の名物記者、近藤勝重さん(79)を忍んで。近藤さんは1969年に毎日新聞社に入社。「サンデー毎日」編集長や夕刊編集長などを務めました。亡くなるまで、毎日新聞大阪本社版の「近藤流健康川柳」の選者を務めてもいました。 子育てと仕事の両立に悩む30代で近藤さんと出会い、彼の率いる夕刊編集部で書き続けた小国記者が、まだうまくまとまらない思いを、あふれるままに語ります。 何しろ聞き手は、鈴木記者! 近藤さんを忍ぶ2人の対話はいつしか、面白い記事、読まれる記事って何なんだろう、顔の見せる記事、文体と個性って?……そんな話にいきつきます。 ★後編も同日公開…